いま、お米の価格が高騰し、「量が多い」「安くて助かる」と人気の「コストコ米」に注目が集まっています。
でも気になるのは、
という点ではないでしょうか。
実はコストコのお米は、収穫年・精米日・保存方法まで徹底管理されており、価格以上の安心感がある商品ばかり。
この記事では、編集部が実際にコストコ南アルプス倉庫店(2025年4月調査)で確認した情報を元に、現地で見たこと・調べたこと・感じたことを、主婦目線でしっかりまとめてみました。
これからお米を買おうと思っている方のヒントになれば嬉しいです。
古米を売らない!コストコは収穫年にこだわっている

コストコで販売されているお米は、その年に収穫されたもの、もしくは前年秋の新米を中心に構成されており、古米は基本的に扱っていません。
たとえば:
- 春〜夏に売られているお米 → 前年秋収穫のもの
- 秋以降 → その年の新米に順次切り替わり
スーパーで時々見かける「古米の特価処分」などとは異なり、収穫年にこだわった販売スタイルが特徴です。
👩🌾 編集部メモ:
「スーパーでは古米の在庫を見かけることもありますが、コストコでそれを見たことは一度もありません!」
精米日は1か月以内が基本!新鮮な状態で販売されている

「いくら新米でも、精米してから時間が経っていたら味は落ちるよね…」と気になりますよね。
ですが、実際に南アルプス倉庫店で調べたところ、コストコのお米は、どれも精米日から時間が経っていない新しいものばかり。多くの商品が精米から1〜3週間以内。商品によっては1週間以内のものもありました。
精米日はしっかりパッケージに書かれているので、購入前に鮮度をチェックできます。購
📌ワンポイント
「精米日=開封の目安」。できれば早めに開けて、なるべく新しいうちに使い始めるのがおすすめです!
▼調査時点(2025年4月12日)の実例一覧

調査したお米の一覧はこちら
商品名 | 内容量 | 精米日 | 賞味期限 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
北海道産 ななつぼし(無洗米) | 10kg | 2025.03.24 | 2025.09.20 | 鮮度保持剤入り |
全農 無洗米こしひかりブレンド | 10kg | 2025.03.04 | 2025.08.31 | 鮮度保持剤入り |
宮城県産 ひとめぼれ(低温製法) | 10kg | 2025.01.29 | 2026.01.29 | 低温製法/鮮度保持 |
北海道産 ゆめぴりか | 10kg | 2025.03.06 | 2025.09.02 | 鮮度保持剤入り |
秋田県産 あきたこまち(無洗米) | 5kg | 2025.03.19 | 2025.09.15 | 長鮮度パッケージ |
房の黄金米ブレンド | 5kg | 2025.03.27 | 2025.06.25 | 真空パック+脱酸素剤 |
千葉県産 こしひかり玄米 | 30kg | 2025.03.24 | 記載なし | 大容量タイプ |
山梨県産 梨北米こしひかり | 5kg | 2025年4月上旬 | 記載なし | ご当地米(南アルプス限定) |
長野県産 こしひかり | 5kg | 2025年4月上旬 | 記載なし | ご当地米(南アルプス限定) |
※すべて令和6年産の新米でした(袋記載を確認)
品質を守る!パッケージの鮮度保持の工夫もすごい
私がコストコでお米売り場をじっくり見ていて「これはいい!」と思ったのが、保存性を意識したパッケージの工夫がいろいろされていることです。
お米の劣化を防ぐための、さまざまな保存・包装の工夫ですね。
たとえば――
✅ 房の黄金米ブレンド(5kg)は、袋が“ピタッと真空”!

このお米、持ってみると袋がカチカチ。
よく見ると中のお米と袋がぴったり密着していて、空気がほとんど入っていないんです。
「房の黄金米ブレンド(5kg)」は、袋が真空状態で米がピタッと密着している特殊パッケージ。
パッケージには「脱酵素材入り・鮮度保持パック」の記載があり、真空+酸素を抜くことで劣化を防ぐ仕組みになっています。
賞味期限は短め(3ヶ月くらい)なんですが、そのぶん鮮度を優先してくれてる印象でした。
✅ 宮城県産 ひとめぼれは「低温製法」+無洗米!

このお米は、精米工場で低温環境(10〜15℃)で精米・加工されているタイプ。
聞きなれないかもしれませんが、これによって酸化や乾燥を防いで、冷めてもおいしいお米に仕上がるんです。
炊きたてはもちろん、お弁当やおにぎりにもぴったり。
実際、「冷めてももちもちで美味しい」という口コミも多いですよ!。
✅ 全農などの定番米も「鮮度保持剤」入りで安心

コストコの定番、「全農の無洗米こしひかりブレンド」や「ななつぼし(北海道)」なども、鮮度保持剤が同梱されていて、
袋の中の環境を整えることで、長く美味しさを保てるようになっています。
👩🍳 編集部のひとこと:
「ただ大袋に詰めてあるだけじゃない、“美味しく保存できる仕組み”が考えられてるのが、地味にうれしい!」
大容量だけど、最後までおいしく食べきれる?
「10kgや30kgなんて使い切れるかな…?」と心配する声もありますが、コストコのお米には比較的長めの賞味期限が設定されています。
- 通常:精米から6か月〜1年程度
- 特殊包装商品(真空・低温・脱酸素):さらに長持ち
中には記載のない商品もありますが、基本的には精米日から半年以内に消費すれば美味しく食べられます。
🍚 私が実践している保存法はこちら:

大量に購入したお米でも、保存方法を工夫すれば美味しさをキープできます。
- 袋のまま置かずに密閉容器 or ジッパーバッグに小分けする
- 使わない分は冷蔵庫の野菜室へ(湿気が少なく温度も安定)
- 少人数なら、小分け冷凍しておくのもおすすめ!
5kgサイズの袋は、そのまま冷蔵保存しやすくて扱いやすいので、少人数家庭にもぴったりです◎
「コストコのお米ってまずいって聞いたけど…?」という声について

SNSなどでは、「コストコのお米はまずい」「買って後悔した」といった声を見かけることがあります。
でも実際には、保存方法や炊き方で味の印象が大きく変わるというのが私の実感です。
❌ 私の失敗談:最初は「うわ、まずい…」と思ったんです
実は私も、最初にコストコで10kgの無洗米「北海道産ななつぼし」を買って、
「うわ、これ…失敗だったかも」と思ったことがありました。
ななつぼしは、テレビCMなどでマツコ・デラックスさんがイメージキャラクターを務めている北海道米。
絶対間違いないと思って勢いで10kgを購入したのですが…
最初に炊いたとき、お米の味が薄くてパサパサしていて、「あれ…なんか違う?」という印象だったんです。
でもよく考えてみたら、それは我が家で初めて“無洗米”を使ったときのこと。
- 白米と同じ水加減で炊いた(→水が少なかった)
- 炊く前に吸水させず、すぐ炊いてしまった(→芯が残っていた)
という、完全な“炊き方ミス”でした💦
✅ 改善してみたら、全然違う!

その後、炊飯器の「無洗米モード」を使い、30分以上吸水させてから炊いたら…
もちもち感も甘みも感じられて、「あ、これなら全然アリ!」というおいしさに変わりました。
さらに、無洗米専用の計量カップを使ったことで、水加減もちょうどよく整い、炊き上がりが一気に安定。
(※通常のカップより少し小さめで、水加減のバランスがとりやすいんです)
もちろん、高級ブランド米ほどではないですが、価格と量を考えると、日常使いには十分満足。
おにぎりや炒飯、カレー用などにも使いやすいお米だと感じました。
📷 無洗米専用カップの写真はこちら

よくある“誤解ポイント”はこれ!
コストコのお米が「まずい」と言われがちな理由は、次のような「誤解」や「使い方のミスが多いようです。
よくある誤解ポイント:
- 無洗米なのに白米と同じ炊き方(→水が少なくてパサつく)
- 精米から時間が経ってると思い込む(→実際は新しい)
- 開封後に常温で放置(→酸化・湿気で風味ダウン)
- 高級米と比較して「物足りない」と感じる
最近は、こんなポジティブな声も多いです
編集部からひとこと

失敗したと思ったお米も、正しい炊き方を知るだけで印象が180度変わることがあります。
特に無洗米は、手軽な反面、白米とまったく同じ方法では美味しく炊けないことも。
一度「まずい」と感じてしまっても、それはお米自体の問題ではなく、炊き方や保存方法の見直しで大きく変わるかもしれません。
まとめ|コストコのお米は、鮮度と安心感のバランスが◎
お米って、毎日食べるものだからこそ「ちゃんとしたものを選びたい」って思いますよね。
コストコのお米は、量が多くてお得なだけじゃなく、品質や保存性にもしっかり配慮されていて、安心して使えるなと実感しました。
- すべて新しい収穫年のお米(古米なし)
- 精米日が新しく、つきたて感覚で食べられる
- 真空・低温製法・鮮度保持剤など、パッケージの工夫も充実
- 保存次第で、最後まで美味しさキープ!
- 正しく炊けば、無洗米もかなり美味しい◎
これからコストコでお米を買ってみようかな?という方の参考になればうれしいです!
📝 本記事は、2025年4月にコストコ南アルプス倉庫店で実地調査した内容を元に執筆しています。
※商品仕様や価格は変更となる可能性があります。最新の情報は店頭でご確認ください。