「コストコのフリーザーバッグって、ジップロックより安いけど品質は大丈夫?」
「カークランド製って聞くけど、実際に使ってる人の感想が知りたい」
そんな方に向けて、この記事ではコストコで人気の自社ブランド「カークランドシグネチャー フリーザーバッグ(264枚入り)」を実際に使ってみたリアルなレビューをお届けします。
普段ジップロックを愛用している筆者が、価格・使い勝手・密閉力・使いやすさまで徹底比較!
「安いだけじゃなく、ちゃんと使えるのか?」
「ジップロックの代わりになる?」
そんな疑問をお持ちの方にとって、購入前に読んで損なし!の内容になっています。
📦 商品情報・パッケージの特徴

- 商品名:カークランドシグネチャー フリーザークォートプラスバッグ(Mサイズ)
- 内容量:264枚(44枚×6箱)
- 商品番号:1843112
- 価格:1,978円(税込)
- 購入日:2025年6月
※商品パッケージには「Mサイズ」との記載はありませんが、米国表記の「クォート(quart)」は日本でいうMサイズ相当の容量です。
🔍 見つけたきっかけ & 比較した商品

コストコに行くと、ついついまとめ買いしてしまうのが食品保存グッズですよね。
我が家でも、肉や野菜、作り置きおかずなどを小分け冷凍することが多く、フリーザーバッグは欠かせない存在です。
普段は市販のジップロックを使っていたのですが、コストコの冷凍保存用品コーナーで目に入ったのが、今回の【カークランドシグネチャー フリーザークォートプラスバッグ】でした。

パッと見た印象は、「お、たっぷり入ってそう」「カークランド製かぁ、安いけど品質どうなんだろう…?」という感じ。
ちょうどその横には、いつも使っている「ジップロック ダブルジッパー フリーザー用バッグ(Mサイズ)」も並んでいたので、その場で価格と内容を比較してみました。
商品名 | 枚数 | 価格(税込) | 1枚あたり |
---|---|---|---|
カークランド(今回購入) | 264枚(44枚×6箱) | 1,978円 | 約7.5円 |
ジップロック(比較対象) | 220枚 | 2,098円 | 約9.5円 |
ぱっと見た価格差は120円ほどですが、1枚あたりで比較すると、カークランドの方が2円近く安いんです。
しかも、内容量はカークランドの方が44枚分多い。
「安いけど、使い心地はどうなんだろう?」
「ジップロックと違って、開けにくいとか閉まりにくいとかあったら嫌だな…」
と、少し迷いながらも、1枚あたりのコスパとカークランド製への信頼感もあって、今回は試しに購入してみることにしました。
実際に使ってみた感想|ジップロックと比べてどう?
開けやすさ:工夫されたデザインに驚き!

まず最初に感じたのは、「ジップロックのような凸凹タブがないのに、むしろ開けやすい!」という意外なポイントでした。
一見シンプルに見えるカークランドの冷凍バッグですが、開け口(ブルーの部分)には開けやすくするための細かな工夫が詰まっているんです。

- ブルーの縁が少し硬めの素材になっていて、指先でつまんだときにしっかりとした感触
- 袋の後ろ側(裏面)が長く、前側が短い構造で、自然に指がかかるデザイン
- 両手で軽くつまむだけで、スッと開けられる段差構造
この「段差」と「素材の硬さ」の組み合わせが絶妙で、指がスッと入ってくれるため、凸凹タブがなくても不便さは一切なし。
✅ 見た目以上に指でつかみやすい構造になっていて、袋を開くときのストレスはほとんどありません。毎日使うものだからこそ、この“ひと手間の工夫”がとてもありがたいと感じました。
閉めやすさ:パチン!と音で分かる密閉感

そしてもうひとつ、使ってみて感動したのが「閉めやすさ」です。
安価なフリーザーバッグでありがちな、「閉めたつもりが閉まってなかった…」という失敗。
特に粉類や汁気のある食材では、ジッパーに付着してしまうと閉じにくく、イライラ…なんてこともありますよね。
でもカークランドのバッグは、その心配がほとんどありませんでした。
- ジッパー部分を指でつまんで押すだけで、「パチン!」という音と感触でしっかり閉まる
- 一度閉じると、密閉された感覚が明確に分かるので安心
- ジッパーの上を「パチン、パチン」と挟んでいくだけでOK、もちろん指でスライドさせてもOK。
この手軽さは、忙しい調理中や冷凍保存の作業中に本当に助かります。

ちなみにジップロックは細い2本のジッパーが重なる“ダブルジッパー”構造になっていて、これはこれで安心感がありますが、1本ずつのジッパーが細くやや華奢な印象も。

それに対してカークランドは太くてがっしりしたジッパーが1本で、パチンと閉まる感覚がとても強く、むしろこちらの方が閉まってる!という安心感がありました。
✨✨「閉まりやすさ」や密閉感は、カークランドの方がしっかりしていて使いやすいと感じました。
ただ、ジップロックはジッパー部分がピンク色で色分けされていて、どこを閉めるかが視覚的にわかりやすいのは便利です。
機能性の違い:マチ・記入欄・素材をチェック!

開け閉めのしやすさに加えて、日常使いで便利な機能もしっかり備わっています。
- 自立できる底マチ付き
袋の底部分に6cmもあるマチがあるので、大容量がはいり食材を入れると袋が自立します。
スープやカレーなどの液体を詰めるときにも扱いやすく、冷凍庫で立てて収納できるのも便利です。 - 白い記入スペース付き
袋の表面にある白いエリアに油性ペンで中身や日付が書き込めるため、
「何をいつ冷凍したか?」が一目で分かって、冷凍庫の中がぐっと管理しやすくなりました。ちなみにこの記入欄、ジップロックよりも少し広めで書きやすいのも地味にありがたいポイントです。 - BPAフリーの安心素材
体に有害とされるBPA(ビスフェノールA)を使用していないと明記されていて、食品を直接入れても安心。
特に小さなお子さんがいるご家庭でも、使いやすいと思います。
このように、価格が安いだけでなく、実際に使ってみても不便を感じるどころか、むしろ「よくできているな」と感じる場面が多かったです。
毎日の冷凍保存にたっぷり使えて、使いやすさもしっかり。
これは、ジップロック派の方でも一度試してみる価値があると思います!
🔸補足:耐熱・耐冷温度の記載について

カークランドのフリーザーバッグには、耐熱・耐冷温度の具体的な数値は書かれていません。
ジップロックには「耐熱100℃・耐冷-70℃」のような記載がありますが、カークランド製では明記されておらず、そこは少し残念です。
ただし、袋の裏面には用途に応じた使用上の注意が英語できちんと記載されているので、内容を以下のように整理しました。
🔹電子レンジでの使用は? → OK(※加熱しすぎに注意)

Microwave Instructions
Defrost & reheat only – Open bag/zipper at least 1 inch to vent.Caution
Do not overheat food or bag may melt. Use caution when removing from microwave as contents and bag may be hot.
- 電子レンジでの使用は「解凍」や「温め直し」に対応
- 加熱時は、袋の口(ジッパー)を1インチ(約2.5cm)開けて、蒸気を逃がす必要あり
- 過加熱すると袋が溶ける恐れがあるので、長時間加熱や高温には注意
✅ 日常の調理でよくある「冷凍ごはんの解凍」や「おかずの再加熱」には問題なく使えました。
やりすぎに気をつければ、レンジ使用OKです。
🔹冷凍保存には? → OK(安心して使えます)

Freezing Tip
Place food into bag, flatten and remove as much air as possible before sealing and freezing.
Thickness helps protect against freezer burns and punctures.
- 商品説明でも「冷凍保存に適している」と明記
- 食材は空気をしっかり抜いて、平らにして密封するのがポイント
- 袋の素材はしっかりしており、冷凍焼けや破れにも強い印象
✅ わらびやパイナップル、梅干しなどの冷凍にも使いましたが、破損や霜などのトラブルは一切なし。
普段使いの冷凍保存には安心して使えます。
🔹高温調理・熱い食材は? → 注意が必要(用途を選べば問題なし)
Do not cook food in bags. Bags are not to be used for baking, boiling or cooking of any kind.
Do not fill bag with hot liquids to avoid burns.
- 加熱調理(焼く・茹でる・煮るなど)には使用不可
- 熱々の食材や液体をそのまま入れると、袋が変形したり、やけどの原因になる可能性あり
✅ ただし、食材の粗熱をしっかり取ってから入れるようにすれば、特に問題はありません。
高温調理用ではないことを理解して、少し気をつけて使えば大丈夫です。
📝 耐熱・耐冷温度のまとめ
使用シーン | 状態 | コメント |
---|---|---|
冷凍保存 | ◎OK | 安心して使える。霜や破れもなし。 |
電子レンジ(解凍・再加熱) | ◯OK(注意) | 蒸気を逃がす・過加熱に注意すれば問題なし。 |
高温調理・熱い液体 | △注意が必要 | 熱々は避ける。粗熱を取ればOK。 |
このように、「明確な温度表記はないけれど、日常使いには十分安心して使える」というのが実際に使った感想です。
数字での記載がないのは少し不親切ですが、冷凍・解凍中心の使い方であればまったく問題なし。
少し気をつければ、ジップロックと同じように便利に使えます。
サイズ・仕様(詳細比較)
コストコで販売されているカークランドシグネチャー フリーザークォートプラスバッグと、比較対象として売り場に並んでいたジップロック フリーザーバッグ(Mサイズ)の仕様を一覧でまとめました。
項目 | カークランド | ジップロック |
---|---|---|
商品名 | フリーザークォートプラスバッグMサイズ | ダブルジッパー フリーザー用バッグ Mサイズ |
商品番号 | 1843112 | 55721 |
枚数 | 264枚(44枚×6箱) | 220枚 |
サイズ(外寸) | 約203mm × 168mm × マチ57mm | 約189mm × 177mm(マチなし) |
厚み | 明記なし(※しっかりとした厚み) | 約0.06mm |
材質 | ポリエチレン(BPAフリー) | ポリエチレン(BPAフリー) |
耐熱温度 | 記載なし | 100℃ |
耐冷温度 | 記載なし | -70℃ |
ジッパー構造 | ダブルジッパー(クリック&ロック式) | ダブルジッパー(凸凹タブあり) |
自立機能 | あり(底マチ付き) | なし |
記入欄 | あり(大きい) | あり(小さい) |
価格(税込) | 1,978円 | 2,098円 |
1枚あたり価格 | 約7.5円 | 約9.5円 |
🧊 実際の使用シーン:我が家ではこんな風に使っています

今回このフリーザーバッグを購入したのは、2025年6月。
ちょうどこの時期、親戚からたくさんの山菜(ワラビ)をいただいたので、あく抜きしてから小分けにして冷凍保存したり、
自家製の梅干しを漬けたタイミングでもあり、塩分をなじませるために数袋ずつに分けて保存するのにも重宝しました。
また、毎朝のスムージー用にカットしたパイナップルを冷凍しておく用にも使いたかったため、
「枚数を気にせずどんどん使えるフリーザーバッグがほしい!」と思っていたところだったんです。
まとめ:リピート確定の便利さとコスパ
正直、これまでジップロック一択だった私ですが、このクオリティで264枚入り1,978円は大満足!
- 大容量で惜しまず使える
- 密閉力が高くて液漏れなし
- 開けやすさ・閉めやすさも◎
- 記入欄つきでストック管理も快適
家庭用にも、作り置き・冷凍保存・キャンプ・仕分け収納など多用途で活躍。
ぜひ一度試してみてください!