はじめに

2025年9月、いつものようにコストコへ買い物に行った私。
「会員証を見せて入るだけでしょ」と思って入口に立った瞬間、目に飛び込んできたのは…これまで見たことのないスタンド型のチェック機械でした。
店員さんに「こちらに会員証をかざしてください」「写真も撮りますね」と言われ、思わずドキッ。
「え?新しい会員証を作るの?」「スマホのデジタル会員証の写真が変わるの?」と、頭の中はハテナだらけになりました。
そして、いざチェックを受けたときに目にした光景に、私は「なるほど…!」と納得。
この記事では、私が実際に体験してきたコストコ最新入店システムの流れと、これまでの入店方法の変化をまとめてご紹介します。
一昨年までの入店チェックはどうだった?

私がコストコに通い始めた頃の入店方法は、とてもシンプルでした。
入口で会員証を提示し、カード裏面の小さな顔写真を店員さんが目で確認するだけ。
このときのルールは、顔写真が本人と一致していれば入店OK。
ただし、たとえ有効期限が切れたカードでも入店できてしまうのがポイントでした。
実際、私も一度「会員証の期限をうっかり更新し忘れていた」のに、そのまま店内に入れたことがありました。
もちろんレジでは「期限切れですので、年会費を更新してください」と言われ、そこで更新料を支払えば買い物は可能。
👉 入店時のチェックは“ゆるい”けれど、レジでしっかり更新させる仕組みになっていたんですね。
昨年から始まった「ハンディスキャン方式」

ところが昨年からは、このルールに大きな変化がありました。
入口に立つ店員さんが、まるで電動シェーバーのような黒いハンディタイプのバーコードリーダーを手にしているんです。
ここで会員証をピッとスキャンすると、その場で有効期限を確認できるように。
これで「期限切れでも入店できる」という抜け道は塞がれました。
…が、実際に利用してみると新しい問題も。
店員さんがバーコードに集中するあまり、顔写真確認が甘くなってしまったのです。
私自身、試しに娘に自分の会員カードを渡して入店させてみたら、すんなり通れてしまったことがありました。😅
もちろんレジではしっかり本人確認が行われるので、買い物まではできません。
でも「入店までは通れてしまう」という点では、まだまだ隙があったんですね。
2025年9月から導入された「スタンド型チェック機械」

そして、2025年9月。
私が実際にコストコに行ってまず驚いたのは、入口に新しく設置されたスタンド型のバーコードチェック機械でした。
両サイドに1台ずつ、シンプルに置かれていて決して大げさな設備ではありません。
ただ、これまでの“店員さんにカードを見せるだけ”の入店スタイルに慣れていた私からすると、「おっ、なんだこれ?」とつい立ち止まってしまう存在感がありました。
店員さんに「こちらで会員証をかざしてください」と案内され、私はスマホのデジタル会員証をかざしました。
すると続けて「奥に行ってください、写真も撮りますね」と言われてドキッ。
正直その瞬間、頭の中には「えっ、新しい会員証を作るの?」「それともデジタル会員証の顔写真が差し替わるの?」という疑問が次々と浮かび、思わず店員さんに確認してしまいました。
機械の仕組みとチェックの流れ
実際に体験してわかった流れは、次のとおりです。
- スタンド型チェック機械の前に立つ
- 会員証(カード or スマホアプリ)をかざしてスキャン
- その場で顔写真を撮影される
- 機械の裏側にあるiPadほどの小さなモニターに情報が表示される

そのモニターを覗いてみると、画面には以下の内容が大きく映し出されていました。
- 会員番号
- ローマ字表記の会員氏名
- 有効期限
- そして…さきほど撮影された私の顔写真が、ドーンとカラーで表示!
- さらに画面中央には「ACTIVE」の緑色表示
「うわ、髪型が乱れてるときに撮られたくなかった…😅」と苦笑いしつつも、この仕組みで本人確認と有効期限チェックが一瞬でできるんだなと納得しました。
これなら有効期限も本人確認も、一目でチェックでますね。
新システムのメリット・デメリット

メリット 👍
- 本人確認が格段に厳しくなった
実際に体験して一番驚いたのは、モニターに大きく自分の顔写真が映し出されること。
「これならもう、娘にカードを貸して…なんて絶対に無理だな」と実感しました。小さなカードの顔写真では似ていれば通れてしまいましたが、大画面にドーンと表示されると性別も年齢感もごまかせません。 - 有効期限が一目でわかる
私の場合は「ACTIVE」の緑色表示でしたが、期限切れなら赤色で出るのかも。
入口で「うっかり更新忘れ」にすぐ気づけるので、これは便利だなと思いました。 - スマホ会員証でもOK
私はデジタル会員証を使っていますが、問題なくスキャンできました。
わざわざカードを持ち歩かなくても良いのは、やっぱり楽ですね。
デメリット 👎
- 同伴人数のチェックはゆるめ
新しい仕組みは、あくまで「本人確認が第一」。
入店ルールでは「本人+2名まで(18歳未満は無制限)」ですが、同伴人数を機械で数えている様子はなく、特に混雑しているときはそこまで細かく見ていない印象でした。
「たしかに店員さんも忙しいし、これは仕方ないのかな」と感じます。 - 写真写りは選べない(笑)
撮影はその場でパシャッと一瞬。
私は「うわ、髪型が整ってない日に限って!」とちょっと恥ずかしくなりました。
でも、それくらい自然体の姿がしっかり映し出されるので、逆にリアルでごまかしが効かないとも言えます。
店員さん不在の時間帯も…
新システムが導入されてから、私が少し気になったのは 「機械任せの時間帯」があること です。
実際に利用したとき、スタンド型のチェック機械の横に店員さんが立っていない場面に何度か遭遇しました。
もちろん機械だけでも会員証のスキャンと顔写真の表示は問題なくできます。
ただ、「もし同伴人数が多かったら?」「子どもを含めて大勢で通ったら?」と考えると、やはり人の目によるサポートは必要だと思いました。
おそらく混雑状況や時間帯によっては、店員さんが入り口から離れて他の業務に回っているのだと思います。
機械による厳格さと、人による柔軟なチェック――このバランスが今後どう運用されていくのか、個人的には注目したいポイントです。
全国導入予定
このスタンド型チェック機械は、私が体験した店舗だけの特別な仕組みではなく、全国のコストコで順次導入が予定されているそうです。
まだ導入されていない店舗もありますが、確実に広がっていくとのこと。
「自分の行く店舗はいつから始まるのかな?」と気になる方も多いはず。
実際に導入されると、入口の雰囲気がガラッと変わりますし、初めて体験したときは私のようにちょっと驚くと思います。
コストコ側としても、会員証の不正利用や期限切れ入店の防止といった効果が期待できるので、今後は全国どの店舗でも“当たり前の仕組み”になるのは時間の問題だと感じました。
まとめ
今回のコストコ入店チェックの変化を振り返ると――
- 一昨年まで:カード裏の小さな顔写真を店員さんが目視 → 期限切れでも入店可能
- 昨年から:ハンディスキャナーで期限確認 → 顔写真チェックはやや甘め
- 2025年9月〜:スタンド型チェック機械+顔写真撮影 → モニターに大きく表示
と、確実に 「本人確認の厳格化」 と 「有効期限管理の強化」 に進化してきました。
実際に体験してみて、「これはもう代理入店は不可能だな」と強く感じましたし、更新忘れも入口で一目でわかる仕組みは便利だと思いました。
一方で、同伴人数ルールや店員さん不在の時間帯など、まだ運用面で緩さが残る部分もあるのは事実です。
それでも全体的には、コストコの会員制度をより公正に維持するための仕組みとして納得できました。
これから全国で導入されれば、どの店舗でも同じ安心感を持って入店できるようになるでしょう。
✨ まだ導入前の店舗に通っている方は、近いうちに自分の店舗でも体験できるはずです。
初めて利用するときには、ぜひ「入口のモニターに映る自分の顔写真」にも注目してみてくださいね。
✨ 私が実際に体験して感じたのは、「非会員の入店は難しくなったけど、同伴人数ルールはまだ曖昧」ということ。
これからさらに運用が変わる可能性もあるので、随時チェックしていきたいと思います。
👉 あなたの行った店舗でも導入されていましたか?ぜひコメントで教えてください!